図5 室温に熱間工具鋼SKD61の微細組織、炭化物を白い線で表示した。 図6 違う温度で水冷した熱間工具鋼SKD61 の微細組織、液膜と液滴が黒と白の矢印で表示した。 冷間工具鋼SKD11と熱間工具鋼SKD61の結晶粒経や液相体積比率の関係が図7に示している。大きな炭化物が全部固溶しないため、微細組織のピンニングを引き起こす。残留炭化物のピンニング影響により、冷間工具鋼SKD11の結晶粒経が約30μmです。結晶粒経はあまり変化しません。しかし、熱間工具鋼SKD61中に、炭化物が全部固溶しました。半溶融温度区域に入ったら、結晶粒中に部分溶融も発生しました。熱間工具鋼SKD61結晶粒中の液滴が結晶粒を分割しました。結晶粒経約100μmからが約40μmに小さくなりました。 以上の微細組織観察結果と分析結果に元して、合金元素の含有量が違う場合は、部分溶融過程中冷間工具鋼SKD11と熱間工具鋼SKD61の微細組織の変化も違うことが判明した。冷間工具鋼SKD11と熱間工具鋼SKD61の部分溶融過程中の微細組織変化を図8にまとめました。 図7 冷間工具鋼SKD11と熱間工具鋼SKD61の結晶粒経や液相体積比率の関係 − 243 −
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