FORM TECH REVIEW_vol31
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htdwdednoB ,eulav Y ,i 00mm20001000 SM tool BM tool DM toolWelding conditions (A5052/A6061) Shoulder penetration depth: 0.4mm Plunging speed: 2.5mm/s Dwell time: 1s30001000Tool rotational speed, rpm200015001000500 SM tool BM tool DM toolWelding conditions (A5052/A6061) Shoulder penetration depth: 0.4mm Plunging speed: 2.5mm/s Dwell time: 1s30001000Tool rotational speed, rpm2000ん断試験結果を示したものである.いずれのツールを用いた場合も,ツール回転速度■■■■■■■において引張せん断強さは最も高い値を示した.また,いずれの接合ツールもツール回転速度が増加すると,引張せん断強さはおおむね低下する傾向を示した.この中で,■■ツールを用いた場合の引張せん断強さは,他のツールを用いた場合よりやや高くなる傾向を示した.なお,最も引張せん断強さが大きくなる場合,■■■以上を示すことから,同様の寸法のツールを使用した場合と比較しても高い値を示していると考えられる.■■■ ■継手の組織観察結果■図■は,最も高い引張せん断強さを示したツール回転速度■■■■■■■において,各接合ツールを用いて作製した■■■■継手の組織観察結果を示したものである.いずれの接合ツールを用いた場合でも,攪拌領域は不明瞭で,フック先端位置は低いままであることが観察された.そのため,組織形状パラメータを測定して特徴を定量化した.■図■~■は,それぞれ接合幅,■値,曲度およびフック高さについて示したものである.接合幅を示した図■より,■■ツールのみツール回転速度が増加するにつれて接合幅も拡大する傾向を示し,■■および■■ツールではツール回転速度が増加するにつれて接合幅は一旦拡大した後,減少図■■接合幅とツール回転速度との関係■図■■ツール回転速度■■■■■■■における■■■■継手の組織観察結果■する傾向を示した.■値を示した図■より,各ツールにより若干の違いはあるものの,概ねツール回転速度が増加するにつれて接合幅は一旦拡大した後,減少する傾向を示した.曲度を示した図■より,いずれのツールでも,ツール回転速度が増加するにつれて接合幅は一旦拡大した後,減少する傾向を明確に示した.フック高さを示した図■より,■■ツールは回転数に関わりなく低いフック高さを示したが,低回転領域でのみ非常に高いフック高さを示した.一方,■■および■■ツールは回転数に関わりなくほぼ一定のフック高さを示し,高回転領域でややフック高さが高くなる傾向を示した.これらのことから,本実験に使用したツールを用いて作製された継手における組織形状の特徴は,概ね,接合幅や■値はツール回転速度に関わりなく大きくなる傾向を示すことであると考えられる.また,曲度はツール回転速度が大きくなると急激に低下すること,およびフック高さはツール回転速度に関わりなくほぼ一定であることであると考えられる.■図■は,最も高い引張せん断強さを示したツール回転速度■■■■■■■における,引張せん断試験後の組織観察結果を示したものである.いずれのツールを用いた場合も,破断経路はせん断的に攪拌領域を含む熱加工影響部を横断していた.最も高い引張せん断強さを示した■■ツールの図■■■値とツール回転速度との関係■- 41 -

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