FORM TECH REVIEW_vol31
27/110

図8(a)に6061-T6/DP980鋼接合板(W=3.0kJ,d=1.17mm)の断面BE像(右側)を示す.接合幅はd=1.17mm では1.38mm,またd=1.31mmでは1.29mmであり,6061-T6/DP780鋼接合板と同程度の長さの接合幅であった.また同様に接合界面からは波頭部分の内側に部分的に中間層の形成が認められた.図8(b)に6061-T6/DP980鋼接合板(W=3.0kJ,d=1.17mm)の引張せん断試験後の試験片の外観写真を示す.6061-T6/DP980鋼接合板においてW=3.0kJとした場合,写真に示されるd=1.17mmに加えてd=1.31mmでも6061-T6板で母材破断する強固な接合が可能であった.つまり,6061-T6板とDP780鋼板との接合の場合と同様に,衝突時間がtc

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る