だし■■点(約■■■℃)以下の熱影響も受けているので,通常の焼戻し炭化物も混在しており,次節で詳しく解析する.以上のように,■■■■■積層部は高温焼入れ組織,逆変態を経た再焼入れ組織,およびその焼戻し組織までの層状傾斜構造を呈するとことが分かった■■.図図66 SSKKDD6611積積層層部部ににおおけけるる33//44層層境境界界付付近近のの組組織織■■■積層部の硬さ分布と後熱処理による変化図図■■は,ff■■■■■■■およびff■■■■■■■の各積層部で測定した基板からの高さと硬さの関係であり,造形のままおよび熱処理後を併記している.造形のままでは,いずれも■層めに相当する高さ■㎜以上において平均■■■ ■程度と,標準的な金型の焼入焼戻し硬さ(■■■■■~■■)を大きLowerdeposit layerUpperlayer図図55 77層層をを積積層層ししたたSSKKDD6611//CCuu接接合合造造形形材材のの組組織織 (a) 最上層, (b) 上部6-5層め, (c) 下部3-2層め ■■■■■■■■積層部のミクロ組織図図■■に,■■■■■積層部の高さ方向,すなわち最上層から■■基材との界面に至るミクロ組織の変化を示す.ほぼ全域においてレーザ走査により形成された溶融池が扇型模様となって残り,その間隔はオシレーションビームの走査間隔(■■■㎜)にほぼ一致していた.最上層ff■■ではセル状,その下のff■■第■■■層にかけては微細なデンドライト状の模様が観察され,急冷凝固されたままの組織的特徴が強く認められる.これら上部はエッチングであまり着色されないことから,凝固直後にマルテンサイト変態したままの高温焼入れ組織と見なすことができる.これに対して第■層より下の下部ff■■では良くエッチングされており,造形時に複数回加熱されて順次焼戻しされた状態と考えられる.ただし溶着した層の直下では再加熱温度がオーステナイトffγ■域に達し,自然冷却で再びマルテンサイト変態する可能性がある.図図■■は■~■層付近で観察された層境界の不連続組織である.右上が溶融地形状を残す上層で伸長した針状組織であるのに対し,接する下層には旧γ粒界が認められ,ラスマルテンサイトがランダムな方向に形成されている.γ粒径が極めて不均一であり,急加熱により生成したγの特徴を有していることから,上層からの熱影響を受けて逆変態し再度マルテンサイト変態したことが伺える.また旧γ粒界にそって微細粒子が析出しており,■■■■■の高温で安定な炭化物として■■が考えられる.た図図77 各各積積層層部部のの硬硬ささ分分布布とと後後熱熱処処理理にによよるる変変化化 (a) SKD61, (b) HTC50 (a) (a) (b) (b) - 98 -(c) 200 m20μm
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