[ 0T / t fo[ 0T / Basal Prismatic Pyramidal-2 Contraction twin sniwnoitcarf emuloV]aPM = 1 (blue) = 0 (red)=1 (blue) F F TN = 0.67 (black)= 0 (red) = -0.67 (black)00.00 L11.000.890.780.670.560.440.330.220.110.00f[]10.300.250.200.150.100.050.000.75 = 0.25 = 1, 0.5, 0]aPM 00.00■ 図7■最大主ひずみの分布および双晶の体積分率の分布 り,その帯状の位置には圧縮双晶が密集して発生している.この帯部にすべり変形が累積した結果,破断条件が満足されて荷重低下を引き起こした.このように,圧縮双晶の発生に起因して破断が発生する過程を再現することができている.他のひずみ比においても同様に圧縮双晶の発生ならびに細い帯状のひずみ集中域が予測された. 図8に圧縮双晶の発達を示す.等二軸引張,平面ひずみ,単軸の順番で双晶の発達速度が速い.すなわち,等2軸引張では,他の変形モードに比べて早期に双晶が生成され,それらの発達も早い.これが成形限界の低下に直接関係していると示唆される. 表1■すべり系と双晶系の材料定数 [MPa] ()0h 20 240 350 0 図6■荷重-変位曲線(crit0.25, 0.5, 1.0) ■破断条件をcrit0.5として,ひずみ比–0.75, –0.67, –0.5, –0.25, 0, 0.5, 1においてひずみ局所化を解析した.図9には荷重-伸び曲線を示す.図中の×は最大荷重点を示している.0の張り出し領域において,最大荷重点に0.25到達した後,すぐに荷重が低下している.一方,のひずみ比においては,最大荷重以降も徐々に荷重が低下しながら変形していき,その後,突如,荷重低下が著しくなる.0においては最大荷重点を成形限界と見做し,においては図中の〇を成形限界とした.成形限界のひずみをひずみ空間上に図示した結果を図10に示す.単軸引張の領域から張出領域にひずみ比が移行するにしたがって成形限界ひずみは低下しており,実験と同様の傾向を示した.しかしながら,実験結果と比べて,張出領域の成形限界を高めに予測しており,完全に実験結果を捉えたとは言い難い.本解析は一般化平面ひずみ要素を用いており,モデルの奥行き方向,つまり板幅方向の変形の不均一を表していない.このような差異が実験値と予測値の差に起因していると予想される. 0.100.080.060.040.020.00図9■種々のひずみ比おける荷重-変位曲線 4003002001000.05dashed : crit = 0.25 solid : crit = 0.5dotted : crit = 1.00.100.200.250.15U / L0() 40 198 253 - () 020 85 150 250 0.304003002001000.25fracture criterion: crit = 0.5dotted:contraction twinsolid:double twin (shear stress)dashed:double twin (37.5° rotation)0.000.050.100.15U / L0図8■圧縮双晶の体積分率の発展 0.50.050.100.150.20U / L00.200.250.300.670.250.300.35- 50 -
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