■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■の不均一分布が消失し,かつ平均結晶粒径が■■■■μ■まで微細化した.このような結晶粒の微細化は,■■■時の動的再結晶によるものである.図2ff■■■■ff■■は■■■による分析結果を示すが,図1ff■■で見られたような粗大な■■■■■系■■■は攪拌域では約■■μ■に粉砕されており,■■ ■■も均一に分散していることが確認された.すなわち■■■によって,粗大な■■■の粉砕と■■■分布の均一化,および母地結晶粒の微細化を達成することができた.■図3は,納入材の横断面(圧延方向に対して垂直な面)で観察した組織の■■■■による結晶方位解析結果である.図3ff■■は逆極点図(■■■像)であり,ff■■,ff■■が代表的な結晶方位を示している.また,ff■■はff■■■■■面およびff■■■■■■面の極点図である.図(■)からわかるように,■■■構造の底面であるff■■■■■面が,圧延面に対してほぼ平行となっていることがわかる.このように,圧延によって顕著な集合組織が形成されているが,ff■■■■■面が圧延面と平行となるのは,■■合金の熱間圧延組織として一般的とされている■).一方,図4ff■■は■■■材の横断面組織であり,図中の破線内部が実際に■■■によって材料が攪拌された(強塑性流動が生じた)部分である.また,後述の疲労試験片の断面を一点鎖線で示してある.ff■■中の矢印■および■部における■■■■解析結果をそれぞれff■■,ff■■に示している.まず■部(図4ff■■,ff■■,ff■■)では,■■■像,代表的な結晶方位,ff■■■■■面およびff■■■■■■面の極点図から,底面が断面に対してほぼ平行(試験片長手方向に対して垂直)な集合組織が形成されていることがわかる.一方■部(図4ff■■,ff■■,ff■■,ff■■)では,底面は断面に対して約■■゚傾いた状態となっている.一般的に■■合金の■■■では,回転するプローブの円周方向に平行に底面が配向されるとされている■■.本研究の■■■■■ においても,ほぼ同様の集合組織が形成されていた.図3の極点図(図3ff■■)と図4の極点図(図4ff■■およびff■■)を比較すると,底面の集積は図4の方が強度は高く,■■■によって強い集合組織が形成されることを示唆している.また,■■■像(図3ff■■および図4ff■■,ff■■)の比較から,■■■材では攪拌部の結晶粒が微細化していることも確認できる.■■■■ ■機械的性質■張り試験を行ったところ,引張り強さσ■は納入材で ■■■■■■,■■■材で■■■■■■■となり,■■■によって強度の低下が■図2■FSP材の微視組織:(a) 光学顕微鏡, (b) Al分布, (c) Mn分布 図3■納入材の結晶方位か移籍結果:(a) IPF像, (b) 結晶方位1, (c) 結晶方位2, (d) (0001)面および(10-10)面の極点図. 見られた.また図5は,板厚中央部における硬さ分布である.納入材の硬さを実線で示しているが,■■■材は結晶粒が微細化しているにもかかわらず硬さが低下している.引張り強さや硬さの低下は納入板が加工硬化状態にあるのに対し,■■■材では■■■時の入熱と塑性流動による動的再結晶によって転位密度が低下したためと考えられる.さらに■■■■■ は時効性があるとされ,入熱によって析出硬化物も再固溶した影響も考えられる.そこで,■■■材に対す■000110-102-1-10(b) (c) ND TD (a) (b) (a) 20μm (d) TD (c) ND - 16 -NDTD
元のページ ../index.html#17