FORM TECH REVIEWvol29
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■1il■■aw eht no yticoev landutignoLs/m / ll500 ℃程度ある条件では,水も空気もほとんど対流は生じない.一方,二酸化炭素の場合500 mmの穴深さでも臨界点近傍ではt1=10000程度の層流流れが得られる.しかし,このような対流が起こりやすい特性は逆に浅い穴においては加工に不利に働き,t1>182000となり流れが乱流化してしまう.また,穴外部においても乱流を伴う強い対流を保つ限り存在し続け,壁温が低下し,導波路が破れると,そこから加工光が侵入し壁面を再加熱することで,自己修復的に導波路は保たれる.この導波路の持続可能な穴深さを■■■■■■■■■の理論から導く.■孔内の熱交換において,対流発生の指標となるパラメーターは■■■■■■■■■■・・・■■■■■■のように表される.ここで,𝛼𝛼:体積膨張率,𝑔𝑔:重力加速度,𝜈𝜈:動粘度,𝜅𝜅:温度拡散率,𝑎𝑎:穴半径,𝑙𝑙:穴深さ,𝑇𝑇■:母材温度,𝑇𝑇■:流体温度となる.これは■■■■■■■■■の論文中では無次元化温度とも呼ばれるが,無次元数としては浮力と温度拡散率の比を表すレイリー数に相当し,理論的にはt1の大きさによって,穴内の流れの状態が決まる.t1が227を超えれば穴底まで対流が及び,3770を超えると明確な境界層が現れ,182000を超えると乱流化して輸送効率が落ちる.そのため,光導波路が形成されるには,3770

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