FORM TECH REVIEWvol28
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24=hNk[24=h05Nk[24=h0524=h05 ]05 ]m001f16.675ºf30f16.675ºf50f15f16.675ºf50f15重荷図18テーパープラグ通しにおける二種類の試験片μ数係擦摩図21熱間テーパープラグ通し試験での摩擦係数の算定図19厚みの異なる試験片を用いた場合の荷重変化図22テーパープラグ通し試験における図20厚肉試験片で試験した後のテーパープラグ表面向方み込押重荷み込押重荷み込押Nk[] W 00W 00 00接触面(ランド)潤滑剤接触面(テーパー) 凝着テーパープラグ押込み方向80604020806040201010(A) f50×h4210 mm302040ストロークs/mm 50302040ストロークs/mm 50(B) f30×h4260601 mmf16.675ºこの条件は熱間潤滑にとって十分に厳しいと推察された.次にこのテーパープラグ通し試験におけるFEM解析の結果,荷重と摩擦係数との関係を図21のように求める.このノモグラフは一例である.外周が自由であるがゆえにテーパープラグと材料との間の摩擦係数が荷重に強く反映されている.実験値で,0.10~0.15の間にある.この間を線形で補完して,図22のようにストロークに対する摩擦係数の変化とした.■■■熱間回転摩擦試験図23に熱間回転摩擦試験17)を示す.この図では高周波誘導加熱で厚肉円板試験片が830℃になっている.回転する円板の側面を固定した円筒工具に擦りながら押し付ける.工具の下に六分力計で,接触荷重Fzと摩擦による接線力Fxを測定し,摩擦係数= Fx/Fzを算出した.工具の材質はSKH51と窒化処理した工具(SKH51+Nitiriding), 回転する厚肉円板はS45C, SCr20, 無潤滑白色潤滑剤黒鉛系潤滑剤無潤滑白色潤滑剤黒鉛系潤滑剤無潤滑黒鉛系潤滑剤テーパープラグ試験片f30白色潤滑剤測定方向検定曲線を線形補間し, を算出0.50.40.30.20.110302040摩擦距離[mm]t=5μmt=16μm潤滑膜厚t=0μm35302520151050010302040ストローク[mm]ストローク-摩擦係数線図例5060テーパープラグ通し5060t=67μm実験μ=0.05μ=0.10μ=0.15μ=0.20μ=0.25μ=0.30μ=0.35μ=0.40μ=0.45μ=0.00- 17 -潤滑膜厚の増加⇒ μ増加抑制

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