天田財団ニュース No17
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所属機関名東京都立大学システムデザイン学部金沢大学設計製造技術研究所准教授名城大学理工学部機械工学科准教授所属機関名北海道大学電子科学研究所産業技術総合研究所電子光基礎技術研究部門早稲田大学大学院 情報生産システム研究科大学院 先進理工学系科学研究科・機械工学プログラム・接合プロセス工学研究室広島大学役職准教授役職准教授総括研究主幹教授教授研究者超ハイテン用金型に向けた高靭性アモルファス窒化ホウ素膜を実現するイオン化PVD法の開発清水 徹英立野 大地不連続熱可塑性CFRPの塑性変形機構の解明印刷工具を用いたトレーサビリティ向け凹凸刻印・発色技術の開発吉川 泰晴研究者金属ナノクラスターインクと多光子励起深紫外重合による金属ナノ3Dプリンター田口 敦清奈良崎 愛子データ駆動型レーザー内部描画による超低損失コパッケージドオプティクス開発志村 考功GeSn細線のレーザー溶融結晶化プロセスの解明と光電子融合デバイス応用高出力半導体レーザとホットワイヤ法を用いた高性能材料狭開先溶接技術および機械学習によるモニタリング技術の開発山本 元道研究題目研究題目計3件 3,000万円助成金額(万円)1,0001,0001,000計4件 4,000万円助成金額(万円)1,0001,0001,0001,000●研究開発助成重点研究開発助成 課題研究 <塑性加工>重点研究開発助成 課題研究 <レーザプロセッシング> 天田財団は10月2日、2024年度前期の助成先を発表した。今回の助成件数は108件、助成総額は2億9,211万円となっている(採択先詳細は下表を参照)。これにより1987年の財団設立から37年間の累計助成件数は2,342件、助成総額は42億8,018万円となった。 今回の助成内訳を見ると、「塑性加工」分野や「レーザプロセッシング」分野に必要な技術の研究・調査に対する「研究開発助成」が87件・2億7,590万円となった。 天田財団が掲げる課題からテーマを選んで取り組む「重点研究開発助成(課題研究)」には計7件が選ばれた。 このうち「塑性加工」分野は、東京都立大学・清水徹英准教授の「超ハイテン用金型に向けた高靭性アモルファス窒化ホウ素膜を実現するイオン化PVD法の開発」、金沢大学・立野大地准教授の「不連続熱可塑性CFRPの塑性変形機構の解明」、名城大学・吉川泰晴准教授の「印刷工具を用いたトレーサビリティ向け凹凸刻印・発色技術の開発」の3件だった。 「レーザプロセッシング」分野は、北海道大学・田口敦清准教授の「金属ナノクラスターインクと多光子励起深紫外重合による金属ナノ3Dプリンター」、産業技術総合研究所・奈良崎愛子総括研究主幹の「データ駆動型レーザー内部描画による超低損失コパッケージドオプティクス開発」、早稲田大学・志村考功教授の「GeSn細線のレーザー溶融結晶化プロセスの解明と光電子融合デバイス応用」、広島大学・山本元道教授の「高出力半導体レーザとホットワイヤ法を用いた高性能材料狭開先溶接技術および機械学習によるモニタリング技術の開発」の4件だった。 また、それらの普及啓発に対する「国際交流助成」は、21件・1,621万円となった。国際交流助成に関しては、10月1日より後期助成先として追加募集を行っている。42024年度前期助成事業の採択一覧2024年度前期助成先が決まる助成件数108件、助成総額2億9,211万円の採択が決定

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