天田財団ニュース No13
14/16

所属機関名製造技術研究部門素形材加工研究グループ産業技術総合研究所大阪産業技術研究所物質・材料研究部東海大学工学部機械工学科所属機関名物質・材料研究機構名古屋工業大学大学院工学研究科・構造材料研究拠点接合・造型分野工学専攻システムデザイン研究科機械システム工学域東京都立大学役職主任研究員研究主任講師役職分野長教授教授研究者梶野 智史工程数削減を実現するサーボプレスモーションの究明、およびモーション設計支援ツールの開発木元 慶久強ひずみ加工による高機能材料の量産技術開発窪田 紘明強制潤滑ハイドロフォーミングの実用化に向けた研究研究者レーザ積層造形Ni基超合金の延性低下割れ挙動の定量評価および割れ特性改善の試み渡邊 誠渡辺 義見ヘテロ凝固核添加によるレーザ式指向性エネルギー堆積法の高精度プロセッシング筧 幸次指向性エネルギー堆積法を用いたTiAl4822タービンブレードの補修技術開発研究題目研究題目計3件 2,900万円助成金額(万円)1,0009001,000計3件 3,000万円助成金額(万円)1,0001,0001,000●研究開発助成重点研究開発助成 課題研究 <塑性加工>重点研究開発助成 課題研究 <レーザプロセッシング> 天田財団は、2022年度前期の助成先を決定した。今回の助成総数は90件、助成総額は2億6,631万円となっている。これにより1987年の財団創立から35年間の累計助成件数は2,090件、累計助成総額は37億696万円となった。 今回の助成内訳をみると、塑性加工分野やレーザプロセッシング分野に必要な技術の研究・調査に対する「研究開発助成」が81件・2億5,941万円で、このうち財団が掲げる課題からテーマを選んで取り組む「重点研究開発助成(課題研究)」は6件・5,900万円となった(詳細は下表を参照)。 また、それらの研究成果等の普及啓発に対する「国際交流助成」は、9件・690万円となった。 今回決定した助成先研究者に対して、2022年12月3日㈯14時から日比谷図書文化館(東京都千代田区)で、助成金目録を贈呈する「天田財団助成式典」を開催する。 財団が10月1日から募集を開始した後期助成では「国際交流助成」の追加募集のほか、令和4年度後期・技能検定「工場板金」および「金属プレス加工」の受検手数料を助成する「資格取得助成」の募集を行う。 「資格取得助成」に関しては2022年度前期から助成対象の資格として、新たに「金属プレス加工」が加わった。2022年度前期の助成実績は、助成人数42名(16団体)・助成総額80万円だった。内訳は、「工場板金」が助成人数8名(1団体)・助成金額17万円、「金属プレス加工」が助成人数34名(15団体)・助成金額63万円だった。 「資格取得助成」の申請には、技能検定受検申請書・受検票・受検手数料領収書等のコピーが必要となる。募集詳細については天田財団のWebサイトをご確認ください。142022年度前期助成事業:「重点研究開発助成(課題研究)」の採択一覧2022年度前期助成先が決定採択された助成総数は90件、助成総額は2億6,631万円

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る