天田財団は2021年12月8日から10日までの3日間、幕張メッセで開催された光・レーザ関連技術の総合展「Photonix 2021」(第21回 光・レーザー技術展)に出展した。当財団の同展への出展は4回目。 コロナ禍での開催となったため、当財団のブースでも来訪者に対する検温、アルコール消毒を実施。ブースでは、約2,000件の研究成果が収録された助成研究成果報告書やパンフレット、天田財団ニュースなどを配布し、当財団の公益事業活動を紹介するパネルの展示を行うなど、普及啓発活動を行った。 3日間の会期中にブースを訪れた来場者の多くが、金属加工分野でレーザ技術を応用している企業関係者、大学・公設の研究機関でレーザ関連の研究に携わっている研究者、大学でレーザ・光学関連の技術を学んでいる学生で、レーザプロセッ1.公共展への参加OPIE’22 日程:2022年4月20日~22日 場所:パシフィコ横浜Photonix 2022 日程:2022年12月7日~9日 場所:幕張メッセレーザーソリューション2023 日程:未定 場所:未定 事務局長の鈴木です。私が着任してから2年が過ぎ、4回目の編集後記ですが、4回目にしてようやくリアル開催した行事の記事を掲載できました。10月29日、30日の「塑性加工助成研究成果発表会」こそオンデマンド方式によるWeb上での開催となりましたが、「助成式典」は記事にあるとおり、11月27日に日比谷図書文化館で開催しました。状況次第では直前の中止も覚悟して臨みましたが、幸運にも感染者数のグラフの谷底の時期に行えました。参加いただいたみなさまにとっても久しぶりの対面での交流の機会となり、喜んでいただけたようです。 研究室訪問の取材はまん延防止等重点措置の実施時期にあたってしまい、オンライン取材もありましたが、充分に対策を行ったうえで文字通り「研究室を訪問」することもできました。助2.助成研究成果発表第5回 レーザプロセッシング助成研究成果発表会 日程:2022年4月20日 場所:パシフィコ横浜 ※OPIE’22の公式イベントとして開催第19回 塑性加工助成研究成果発表会 日程:2022年11月17日 場所:未定シング分野の研究助成を行っている当財団の活動を熱心に見ておられた。用意していった配布資料も会期中にほぼなくなった。ご来場いただき、ありがとうございました。成式典に参加くださいましたみなさま、研究室訪問の取材をお受け下さった先生方、ありがとうございました。 さて、この3月で小山事務局次長が定年を迎え、事務局次長を退任することになりました。今までのご指導、ご厚誼に感謝いたします。4月からは勤務時間は短くなりますが、財団職員として引き続き活動いただきます。後任についてはいずれご紹介の機会があると思いますが、変わらぬご指導をお願いいたします。 最後にお知らせとして、2022年度の研究開発助成、国際交流助成は前年度並みの研究助成予算を確保しました。また、技能検定受検手数料助成ではあらたに金属プレス加工を助成対象に加えました。みなさまのご応募をお待ちしております。3.助成事業天田財団 2022年度助成式典 日程:2022年12月3日 場所:未定研究開発助成・国際交流助成 募集期間:2022年6月1日~7月31日技能検定受検手数料助成「工場板金」「金属プレス加工」 前期募集:2022年4月1日~8月31日 後期募集:2022年10月1日~ 2023年2月28日(事務局 鈴木)天田財団ニュース 第12号 2022年4月20日発行 発行所:公益財団法人天田財団 編集:マシニスト出版株式会社 印刷:株式会社あさひ印刷〒259-1116 神奈川県伊勢原市石田350 TEL:0463-96-3580 FAX:0463-96-3579 https://www.amada-f.or.jp/❷❷❶❶❸❸今回の表紙❶2021年11月27日に日比谷図書文化館の日比谷コンベンションホールで開催された「2021年度助成式典」。助成対象者を含め120余名が参加した(写真は大阪大学大学院・燒山佑美准教授の招待講演の様子)/❷天田財団・末岡愼弘代表理事理事長(右)から助成金目録を贈られた東京農工大学大学院・山中晃徳教授(左)/❸助成式典の後には感染対策に注意しながら交流会が開催された。会の最初には日本塑性加工学会・北村憲彦会長による祝辞が述べられた「Photonix 2021」の天田財団のブース光・レーザ関連技術の総合展「Photonix 2021」に出展2022年度の事業予定編集後記
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