前期後期にオンライン参加に必要な費用も助成対象に追加し、オンライン参加を積極的に支援する。 2022年度の国際交流助成の予算総額は800万円。募集期間は2022年6月1日〜7月31日となる。(塑性加工・レーザプロセッシング共通)重点研究開発助成 (課題研究)800~1,0003年240~3002年180~200奨励研究助成 (若手研究者枠)180~200●国際交流助成(予算総額:約800万円)助成金 (万円)80~100100~150一般・単独20~35一般・同行40~70若手・単独20~3540~50●技能検定受検手数料助成(予算総額:約1,200万円)実施(塑性加工・レーザプロセッシング共通)国際会議等準備及び 開催助成通常第1回若手職種名作業名曲げ板金作業打出し板金作業金属プレス作業工場板金工場板金工場板金機械板金作業数値制御タレットパンチプレス板金作業金属プレス加工●研究開発助成(予算総額:約2億3,200万円)助成プログラム名称一般研究開発助成助成金 (万円)募集件数 (塑性・レーザ合算)募集期間4~62022年6月1日~7月31日44~5416~20助成プログラム名称国際会議等参加助成国際シンポジウム金属プレス加工金属プレス加工募集件数 (塑性・レーザ合算)募集期間~2~2~2~2~2~22022年6月1日~7月31日級別募集期間1~3級2022年4月1日~8月31日1~2級特級1~3級1~2級特級2022年10月1日~2023年2月28日 天田財団では「わが国の産業及び経済の健全な発展に寄与する」ため、「研究開発助成」「国際交流助成」「技能検定受検手数料助成」の3つの助成事業を行っている。2022年度の助成の予算総額は2億5,200万円。以下に各助成の概要・変更点などについて簡単に紹介する。 これらの助成事業に関する詳細は天田財団のWebサイト(https://www.amada-f.or.jp/)をご覧ください。15「研究開発助成」――助成金の使用用途に人件費を追加 「研究開発助成」は、金属等に塑性加工やレーザ加工を応用する技術開発や加工原理の探究に係る研究への助成である。助成プログラムは①財団が掲げる技術動向や社会情勢に関する課題からテーマを選んで取り組む「重点研究開発助成」(課題研究)、②基礎的・試験的・実用的な研究から助成対象分野の進展を目指す「一般研究開発助成」、③挑戦的研究を行う若手研究者を助成する「奨励研究助成」(若手研究者枠)――の3つからなる。 助成金の使用用途について、これまでは本人やポスドク、研究補助員等の人件費は認められなかった。しかし、今年度からは研究者を志す学生が助成研究に研究支援者あるいは研究補助者として参加した場合、経済的な支援も得られるよう、そのアルバイト代を人件費として申請できる。 2022年度の研究開発助成の予算総額は2億3,200万円、募集期間は2022年6月1日〜 7月31日となる。「国際交流助成」――オンライン参加やオンライン開催を支援 「国際交流助成」は、金属等に塑性加工やレーザ加工を応用する技術開発や加工原理の探究に係る知見の普及啓発に対する助成である。 新型コロナウイルスの世界的な拡大により2020年以降、国際会議のあり方が大きく変化している。当財団の助成では、これまで国際会議等参加助成は開催国への渡航に係る「旅費」のみを助成対象としていたが、今回からは新た「技能検定受検手数料助成」――助成対象職種に「金属プレス加工」を追加 「技能検定受検手数料助成」は、金属等の加工業に従事する方の人材育成と技能向上に有益な資格の取得に対する助成である。 これまで対象職種は「工場板金」のみとされていたが、今年度から対象職種を拡大。助成対象職種にプレス機械による金属薄板の加工に必要な技能・知識を対象とした「金属プレス加工」を追加し、より広範囲に当財団の助成領域である塑性加工を中心とした金属加工業に従事する方の技能向上と就労支援を行う。 2022年度の技能検定受検手数料助成の予算総額は1,200万円。募集期間は前期が2022年4月1日〜8月31日、後期が2022年10月1日〜2023年2月28日となる。2022年度の助成事業の概要助成総額は2億5,200万円を予定
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