天田財団ニュース No10
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 天田財団・小山純一事務局次長が、日本塑性加工学会東京・南関東支部賞「2020年度貢献賞」を受賞した。 貢献賞は4つある支部賞のひとつで、支部の活動、運営および活性化に多大な貢献が認められる支部会員に対して授与される。 今回の受賞理由は「板材の曲げ加工技術の開発と東京・南関東支部学会活動への貢献」となっている。 ㈱アマダの研究・開発分野で仕事をしてきた小山事務局次長は、これに先立ち2007年に「金属板材のスプリングバックレスV曲げ加工」で日本塑性加工学会の論文賞、2011年に「金型内蔵マイクロセンシングシステムの開発」で同論文賞を受賞しており、これらの功績と支部活動における企画、運営などが評価された。1.公共展への参加OPIE’21 日程:2021年6月30日~7月2日場所:パシフィコ横浜Photonix 2021 日程:2021年12月8日~10日場所:幕張メッセレーザーソリューション 2022 日程:2022年1月12日~14日 場所:神戸国際会議場 事務局長の鈴木です。着任以来2度目の編集後記ですが、研究室訪問はオンラインでインタビューを行う状況が続いています。ただ今回は、助成の募集から選考、採択通知、助成式典まで一連の手続きに係りましたので、先生方のお名前には早くから慣れ親しんでおり、インタビューではどのようなお人柄なのか、楽しみにお話を聞くことができました。研究室訪問をお受けいただきました先生方、ご協力いただきありがとうございました。 記事にもあるとおり、昨年11月28日に行われた「2020年度助成式典」はやむを得ず、オンラインでの開催となりました。この1年、この種の式典が中止となったとの案内を多く受けましたが、「助成対象の研究のスタートラインにつかれたことを実感していただきたい」という思いから、当財団としてできることの精2.助成研究成果発表会第4回レーザプロセッシング助成研究成果発表会 日程:2021年6月30日 場所:パシフィコ横浜※OPIE’21の公式併設イベントとして開催第18回塑性加工助成研究成果発表会 日程:2021年10月29日~30日場所:オンライン講演会※塑性加工連合講演(Web)に共催予定 小山事務局次長は「今後とも天田財団とともに技術情報の発信と普及啓発活動に努めたい」と語っている。いっぱい、今回限りであることを願ってのオンライン開催でした。 さて、嬉しいことに、本誌にて2件の受賞をお知らせしました。レーザー学会産業賞「貢献賞」は諸先輩のご活躍の賜物と存じます。また、日本塑性加工学会東京・南関東支部「貢献賞」は小山事務局次長個人宛とはいえ、事務局職員が受賞したことを誇らしく思います。 この編集後記を書いている時点で、日経平均と実体経済とが相当乖離していると思われる状況です。当財団の状況も先が見えませんが、2021年度の研究助成予算は前年度並みとすることが決定しました。研究者のみなさまに是非ともお役立ていただけることと期待しております。3.助成事業天田財団 2021年度助成式典 日程:2021年11月27日場所:日比谷コンベンションホール研究開発・国際交流助成 募集:2021年6月1日~7月31日技能検定(工場板金)受検手数料助成 前期募集:2021年4月1日~8月31日 後期募集:2021年10月1日~2022年2月28日(事務局 鈴木)天田財団ニュース 第10号 2021年5月25日発行  発行所:公益財団法人天田財団  編集:マシニスト出版株式会社  印刷:株式会社あさひ印刷〒259-1116 神奈川県伊勢原市石田350 TEL:0463-96-3580 FAX:0463-96-3579 https://www.amada-f.or.jp/❷❷❶❶❸❸今回の表紙❶2020年11月28日にオンラインで開催された「2020年度助成式典」の目録贈呈の様子(左:天田財団・末岡愼弘代表理事理事長、右:大阪産業技術研究所・四宮徳章主任研究員)/❷天田財団・小山純一事務局次長が受賞した日本塑性加工学会東京・南関東支部賞「2020年度貢献賞」の賞状とメダル/❸2020年12月2日から4日までの3日間、幕張メッセで開催された「Photonix 2020」の天田財団の展示ブース日本塑性加工学会東京・南関東支部賞「2020年度貢献賞」を受賞した天田財団・小山純一事務局次長小山事務局次長、日本塑性加工学会支部「2020年度貢献賞」を受賞2021年度の行事予定編集後記

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